岩綿吸音板 1 クリソタイル含有
施工年 1985年
施工場所 天井
実体顕微鏡写真

岩綿繊維多い、石綿を選別することはできない。
偏光顕微鏡写真

直交ニコル+鋭敏板 岩綿繊維は透明に見え、クリソタイルは発色する。中央左上に直交する2本の繊維、伸長の正負は正を示す。


直交ニコル 中央横向きの繊維は消光角は直消光を示すのでクリソタイルと思われる。
位相差顕微鏡写真

浸液の屈折率1.550 中央右の岩綿の塊のなかにクリソタイル繊維があると思われるが偏光顕微鏡と比べて分散色を示す繊維が暗く沈む感じで見ずらい。写真ではわからないが、わずかに繊維の端は見える。
エックス線回折分析法
エックス線回折チャートへ
チャート 赤:粉末資料、青:ギ酸処理試料
コメント
この試料は石綿含有率1%程度のもの。位相差分散顕微鏡のみの観察ではクリソタイル繊維を見つけることはやや難しい。エックス線回折分析法のチャートも未処理の粉末試料ではピークの確認は難しい。偏光顕微鏡ならば容易にクリソタイル繊維を確認できる。
JIS法でも定量の試料作製手法であるギ酸処理した試料を定性に利用すれば比較的容易に石綿を定性できる。
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