注意すべき繊維
EPA(米国環境保護局)の石綿分析方法であるEPA/600/R-93/116では、石綿と間違えやすいまた変化した石綿など注意すべき繊維を一覧表に挙げている。
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以下は東京労働安全衛生センターの検証結果。
オレフィン(ポリエチレン) Olefin (Polyethylene)
形態: クリソタイルのような長繊維と切れ端
屈折率: II: 1.556 丄: 1.512
複屈折: 中(0.0044)
消光角: 直消光、不完全
伸長の正負: 正
分散色: 屈折率1.550の浸液で II: 黄-赤紫 波長440-540nm 丄: 淡青 波長>700nm
顕微鏡写真

偏光顕微鏡(直交ニコル+鋭敏色板)100倍 伸長は正。

偏光顕微鏡(直交ニコル) 100倍 消光角は直消光。

位相差分散顕微鏡 100倍 偏光版の回転ではわずかに変化あり。
これも形態観察と分散色の違いでクリソタイルと区別できる。EPAのいう「クリソタイルのような長繊維と切れ端」はクリソタイルと見誤りやすい。紙と同様に灰化することができるが、高温灰化すると油膜などでかえって石綿が見えにくくなることがある。
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