活動日誌メイン of Tokyo Center

Diary 2011 最新の活動日誌

「労働科学」に「日本における石綿の定義と建材等製品中の石綿含有分析の課題」を発表
2011/10         労働衛生コンサルタント 外山尚紀

 日本における建材等の石綿含有の分析方法は JIS A 1481 が利用されているが、それは諸外国の方法と異なる 方法を採用しており、精度の不十分さが指摘されることがある。本研究では日本、米国、英国、国際標準の建 材製品中の石綿含有有無の分析方法を比較検討した。JIS 法は国際標準などの方法と比較して石綿の定義が異 なる。国際標準などでは石綿の定義として石綿特有の微細な繊維構造を意味する石綿様形態を必須としている のに対して、JIS 法では石綿の形態的な定義をアスペクト比3以上としている。この定義の違いが分析方法と 分析結果に影響を及ぼしており、フォールス・ポジティブとフォールス・ネガティブの両方が起こりえる。
 分析が適切にできなければ、石綿曝露は終わらないという重大な問題提起。
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