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更新日 2010-08-18 | 作成日 2008-03-23

ソウルの労働者たち

 ソウルの下町聖水洞(ソンスドン)で安全衛生の活動を続けているNGO「労働・健康・連帯」とともに下町の靴工場、印刷工場、電子部品工場などでトレーニングを断続的に続けている。2006年9月こうしたトレーニングとその準備のあいまに東大門の平和市場に全泰壱(チョン・テイル)の像を見に行った。3年前訪ねたときは歩道にプレートが埋められていたのだが、昨年、清渓川の上の高架を撤去して川を復活させる際に、平和市場入り口の橋の上に全泰壱の立派な半身像が建てられた。記念碑の大小が重要なのでは勿論ない。記念碑のない困難な時期をつらぬいて引き継ぐ者がおり、今日も明日も大小の現場でそれぞれの役割を果たしていることがこの像の真意なのだ。8年前、初めての海外での仕事で訪ねたパキスタンで、仲間の労働者へ呼びかける言葉を教えてもらった。「Sisters and brothers! (兄弟姉妹たち!)。」 以来、アジアの国を訪ねるたびに、困難な状況で奮闘する労働者に励まされてきた。ウルの妹たち弟たちに大いに励まされた。多くの若い人たちの尽力によって結成された労働組合の安全衛生活動の最初の一歩というような重要な場面で自分がその役割を充分に果たしたのかどうかはわからない。ただ、労働者の命と健康を守る労働組合運動を彼らがめざし、そのことが今後直面するだろう困難を乗り越えるために役立つことを願っている。

5010.jpg2003年訪ねたときの清渓市場。高架の橋脚が見える。全泰壱のプレートはこの路傍にある。

5012.jpgかつての全泰壱のプレート。

5007.jpg今の全泰壱の像、

5026.jpg聖水洞の町並み。猥雑で活気がある。

5021.jpg小さい店と工場が並んでいる。
5024.jpg小さい靴工場がいくつか同居しているビルの中のある事業場。

5013.jpg靴工場。労働者は雇用されておらず、請負で働くが、実態は労働者。

5014.jpg靴職人の作業場。

5015.jpg同前。椅子が立派。扇風機も使っている。

5022.jpgまた別の靴工場。

5023.jpg手元が明るくなるように蛍光灯を斜めにしている、などの改善。

5025.jpg皮を接着剤で貼り付ける作業。

5011.jpgトレーニングでは靴工場を見学した。

5008.jpgグループ討論の様子。
5009.jpg討論結果の発表。
5018.jpgこちらは印刷工場が集まっている裏路地。深夜まで稼動している。
5020.jpgある小さい印刷工場の中。オフセット印刷機が一台ありそれが工場の大部分の容積を占める。
5019.jpg紙粉を排気する局所排気装置など工夫している。
5016.jpgまた別の少し大きな工場。
5017.jpg忙しく働く労働者。
5005.jpg聖水洞近くは再開発が進められており、買収された土地は建物が壊される。
5006.jpg立ち退きを拒む人々も多く、2009年1月には警察と衝突し死者がでている。
5004.jpg立ち退きに抵抗する住民の団体の事務所。
5003.jpg2007年のソウルの花祭り(釈尊降誕会)のパレード。交通は完全にストプ。とても派手です。
5002.jpg何とか寺。
5001.jpg同前。